それを気づかせてくれた
荘(そう しゅくき)先生
栄養を吸収しない
胃について
■「鉄欠乏性貧血」の原因は胃壁を痛め、栄養を吸収できなくなったから。
ひんけつ「貧血」  2017/10記述 
鉄欠乏性貧血
1981頃
油物を食べると胃が痛むようになり検査を受けたら、「赤血球数が異常に低い」と診断されました。
その後、一年間「鉄fe」剤をもらい飲み続けました。が一向に数値は上がらないので、薬を処方してもらった医師に尋ねたところ「体質だから諦めてください」と言われました。しかし、あきらめきれない私が出会ったのが、荘(そう しゅくき)先生の雑誌コラムです。「顔色が青白く肉食を避け、すっぱいものや果物・生野菜を多く摂取する人は、胃からの栄養の吸収が悪くなっている」これは、まさしく自分の事だと思いました。そういう人は、「炒めた野菜に肉あるいはシイタケを入れて食べるように」と書いてありましたので、それから一年間一日に一食それを食べ続けました。結果10か月後、湿疹が出て体質改善され、赤血球数も平均値に戻り胃痛も生理痛もなくなりました。便通もよくなり、痔も治りました。結局、偏った食生活により、胃壁を傷めていたために、胃壁から栄養を吸収できず、排出してしまっていたのだとわかりました。「鉄fe」の薬を飲んでいる頃、排便の匂いが鉄臭いというのを感じていました。血液のもととなる食品からも、鉄分を吸収せず、排出していたことをこの時に知りました。体質は、食生活で改善できることも、実践しました。舌の上も白く苔が多かったのが、改善され、味覚に敏感になりました。
 
■胃・腸壁を回復し、便通もよくする方法
 (好きなものを極端に減らすとストレスになるので、少しづつ変更する事が
     好ましい。10か月程度で、胃の変化を感じ、慣れてくる)
より良い食品
減らしたい食品
@飲み物 ■刺激がない程度のおいしい温度
■ホットミルクにはちみつ(太るので、少量)
■スープ(多めに摂取)
■熱すぎる・冷たすぎる
■コーヒー・濃茶(辞めたくない場合は、ミルクを多めに入れる)
A野菜 ■肉やシイタケと一緒に炒める温野菜(多めに摂取)
■冷野菜(酵素の吸収が少なくなるので、必要な場合は、Bのドレッシングを使用する)
Bドレッシング ■良質なオイル(オリーブオイル)・黒酢・生醤油・味噌
■ノンオイル
C果物 ■酸味の少ない熟したもの(太るので少量)
■酸味の強いもの
D香辛料 ■しょうがなど少量
■刺激が強すぎるもの(唐辛子)
E主食 ■白米・白パン(太るし、吸収に負担がかかるので、大量に食べない)
■玄米・黒米
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